仮想現実こと「VR」のコンテンツ作成を担当するのが、VRエンジニアです。VRは今後の成長が著しいと予想されている分野なので、VRエンジニアは将来性十分な仕事と考えてよいでしょう。しかし、VRは利用するためのハードルがやや高めなので、本当にVRが将来性十分なのか、疑問に感じている人もいるかもしれません。
VRの難点としてよく挙げられるのが専用の機器が必要な点で、個人でVRを楽しむためには、ヘッドセットなどの機器を購入する必要があります。もっとも、スマートフォンと安価なVRゴーグルさえあれば、お手軽にVRを楽しむことは十分可能です。本格的にVRのゲームや動画を楽しむのであれば、ある程度の出費が求められますが、それでも今後の成長が予想されているのは、VRにはデメリットを上回るだけの魅力があるからです。手術などの専門的な技術が必要な分野では、VRを使用したリアルなトレーニングシステムを開発する動きがあります。また、VRはショッピング、スポーツ観戦、観光案内、インフラ整備など幅広いジャンルで活用可能で、需要の多さから、VRは今後ますます注目を集めると予想されているわけです。
VRエンジニアを目指すのであれば、JavaScriptやC#などの、VRの分野で頻出のプログラミング言語の習得は欠かせません。また、CGを扱うのであれば3DCGデザインのスキルが、実写の映像を使用するのであれば動画編集のスキルが必要です。VRエンジニアには様々なスキルが求められるためハードルは高めですが、将来性は十分なので、ぜひ勉強を進めてみてください。また、実際にVRエンジニアにはどんな案件があるのか、予め調べておくこともオススメします。